Windows10初のメジャーアップデート
11月13日にWindows10初のメジャーアップデートにあたる「Windows 10 バージョン1511（ビルド10586）」が公開されました。このアップデートではCortana（コルタナ）が日本語で使えるようになっています。Cortanaは「iPhone」でいうところのSiriのような機能で、音声を使い音楽を再生したりWEB検索が可能になります。「コルトナさん」と話しかけるだけでもこの機能は有効にできます。「iPhone」でいうところの「Hey Siri」と同じ機能です。その他にも、追加機能がありますがこの記事では割愛します。
アップデート後トラブル
すでに騒がれていますが、このアップデートには「アップグレードが途中で止まる」「アップグレード後にブルースクリーンに陥る」といったトラブルも多発しているようです。
現に私もアップデート後に、以下のような設定が初期化されるといったトラブルがありました。
・USBドライバが再度インストールされる
→ゲームパッドに電源を入れた際に、再インストールが走りました。
・WOL(Wake up On Lan)が使えなくなる
→先の記事で書いた「WOL(Wake up On Lan)が使えなくなる」の内容と全く同じことが起こりました。前回の対処法にて復帰しました。
アップデート画面
アップデート画面は下の写真のように、Windows10へアップデートした際と同じような画面になります。私は、11月18日に実施しました。
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前回はここのタイミングでブルースクリーンとなり「PAGE FAULT IN NONPAGED AREA」という画面が表示されていたので、今回もなるのではないかとハラハラしながら経過をみていました。同様の現象に見舞われたことのある方であればこのトラウマは理解できると思います。
その後、無事に83％、97％と進みます。
この画面が表示されれば無事にアップデート自体は完了となります。アップデート後トラブルにも書きましたが、一部トラブルが起こったことも事実としてあります。
その後のWindows Update
メジャーアップデート後にも、「Windows 10 Version 1511 の累積的な更新プログラム (KB3118754)」として、今回のメジャーアップデートに対する修正が提供されたりとやはりトラブルは少なからずあったようですね。しかもこのメジャーアップデートも公開を中断していたようで、11月24日からWindows Updateであらためてアップデートファイルの提供が再開されました。
しかもこのアップデートではバージョン1511にアップデートできなかった人だけでなく、すでにアップデートを終えた人も一部の更新プログラムをインストールすることが必要であるとのこと。
Microsoftサポート「11 月の更新プログラム (Version 1511) を適用すると、一部の設定が保持されなくなる可能性がある」
↑この更新内容を見る限り、私が遭遇したトラブルそのものではないかと。
早速、自分のPCのWindows Updateを確認すると「• x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1511 の累積的な更新プログラム (KB3120677)。」来てました！
早速(11/25)更新しました。ダウンロードも更新もさほど時間を要しませんでした。しかし、自分の環境だけか分からないのですが、再起動しても更新が走りませんでした。下記の通り、Windows Updateの「今すぐ再起動」ボタンを押下することで、更新が行われるようになりました。
再起動後、エクスプローラー/ファイルタブ/ヘルプ/バージョン情報(A)より、バージョンを確認すると「バージョン1511（OSビルド 10586,14）」となり、確かに更新できたことが分かりました。
そして、本日（12/3）また更新が来ていました。「• x64 ベース システム用 Windows 10 バージョン 1511 の累積的な更新プログラム (KB3116908)。」
この後適用してみようかと思います。
徐々にWindows10に乗り換えている人が増え始めているようです。私のブログでも「Windows10」をキーワードにアクセスしてくる人も増えました。
まだまだ、不安定な部分もありますが、私個人としてはWindows8.1よりは使いやすいと思っています。ゲームをキャプチャーする機能も充実していますので、今度この部分についても触れていきたいと思います。
Windows10について、気になる所があればまた記事に取り上げたいと思います。
