転職活動を終えて

転職活動 Work
jarmoluk / Pixabay

2016年1月11日より転職活動を始めておりました。7年間在籍している今の会社を5月31日に退職し、6月1日より新天地での入社が決まりました。
今回の投稿では、転職活動を振り返りたいと思います。

人材紹介サービスの利用

今回、転職をするにあたり人材紹介サービス(有名なところでは、リクナビエージェント、マイナビエージェント、DODA転職支援サービス等)の利用を兼ねてより検討しておりました。妻の友人が実際に利用して良かったとの感想も聞いていました。実は、転職を考えたことは2年前にもありその際に登録した転職サイトは継続されたままでした。転職サイトを継続利用しようとも思いましたが、転職において、自身のキャリアパスや、転職活動時期、キャリアシート、職務経歴書の内容も相談したいという思いがあり、人材紹介サービスを利用することにしました。

担当者との面談

人材紹介サービスには一人一人担当者が付きます。担当者との面談に向けて、事前のヒアリングとしてメールで回答する項目は数項目程ありました。(転職理由、現時点の活動状況、転職で実現したいこと、転職業界、面談で期待することなど)
実際の面談では、面談時点での転職倍率の説明から入りました。統計的に25社応募すれば3社前後は内定するとの状況で、わりと売り手市場であるとのことでした。ただし私の志望するSE職に限っての説明です。次に、SE職の転職先として大きくコンサル系、メーカー系、独立系、ユーザー系に分けた場合、上流を目指すのか、現状維持を目指すのか、説明していただきました。
その後、転職活動の流れと期間の目安について、説明がありました。私が希望している退職時期の6月に対して2月の時点で活動するのは早くないかと質問しましたが、ちょうど良い時期であるとの見解もいただくことができました。
面談自体は2時間程かかりましたが、納得できるボリュームでした。私が事前に作成したキャリアシート、職務経歴書についても何点かの追加事項を記入すること以外全体的には問題ないと、確認いただきました。

担当者からの企業紹介

面談時にも、求人票は20点程紹介いただいたのですが、面談後もメール等で自分の希望にあった観点で求人票が届きます。また、初回に送った求人票が希望の条件にあっているか昼休みに電話がありました。おおよそ希望に沿った条件で求人票が届きました。(転職サイトの通知メールよりは少ないので見逃すことがない思います)

企業への応募

2月に入りキャリアシート、職務経歴書を最終確定して、希望の企業へ応募を始めました。
企業への応募については、書類選考通らないかも・・・でも興味があるといった自分にとって魅力的な企業への応募もしました。

会社への報告

私の場合は、退職時期を6月か7月とはっきり決めていたこと、担当業務がリーダも兼務してしていることを踏まえ、会社への報告は早いに越したことはないと思い2月初旬に行いました。
上長へ報告し、担当役員との面談も2月初旬のうちに実施できました。
予測はしておりましたが、異動・給与アップを提案され内定するまでもう少し検討するようにと、保留にされてしまいました。

面接に向けて

最初に応募したところから、早々に書類選考通過の連絡がありました。
正直、書類選考がすぐに通過するものでないと思っていたもので、準備もままならない状況で迎えました。やはりというか、1社目の面接は終わった後自分でも感触が良くないと分かるほど散々なものでした。もちろん選考も2次面接には進めませんでした。
その後すぐに人材紹介サービス主催の無料の面接対策セミナーに参加しました。その甲斐あり、面接に向けての準備(好感度を上げる立ち居振る舞い、自己紹介、志望理由、転職理由)を整えることができました。
早速、2社目、3社目以降の面接において活用することができました。正直、面接は回数を重ねる毎に自分の伝えたい事を伝えることに慣れる為、本命でない企業でも結果がどうあれ面接することは自分の為になりました。
5社目では本命企業の面接でした。この本命企業ですが、実は書類選考も通らないのではないかと思うほどの名の知れた企業で、面接ではかなり緊張していた記憶があります。
本命企業の面接官との面接では、事前に準備していたことがまったく役に立ちませんでした。というのも、本命企業は外資系コンサル企業で、事前に転職会議等口コミサイトでかの有名な「フェルミ推定」の例題を出題されるケースが多いとの情報が多々あったからです。その為、「フェルミ推定」対策して臨んだのですが、面接官は現場リーダの方でシステム開発寄りの質問ばかりでした。面接官とは1時間面接をして、募集職種の業務内容も詳細に説明を聞いている時、自分の中のモチベーションが沸々と沸き上がっていました。この企業に入社したいと強く思いました。

内定通知

本命企業の1次面接は通過し、最終面接までは1週間程期間が空きました。最終面接こそ「フェルミ推定」が出題されるのではないかとここでも事前準備しました。しかし最終面接でも出題されることはありませんでした。
しかし、面接官は2名(1次面接は1名)になり1次面接よりシステム開発について詳細に聞かれました。プロジェクトに携わってどんなことをして、どのように感じて、どうしたいと思ったのか。入社したらどうキャッチアップするのか。面接官は私のプロジェクトに対する姿勢を質問を繰り返すことで浮き彫りにしようとしているのではないかと感じました。受けた質問について、自分の言葉ですべて伝えることに専念しました。
最終面接より2日後の3月4日に内定通知が出ました。本命企業であったので、すごく嬉しかったです。

内定承諾と会社への報告

本命企業の他1次面接通過していた企業が1社ありましたが、人材紹介サービスの担当者から2次面接の結果を待っていたら本命企業の内定承諾期間を過ぎてしまうとのお話もあり、選考中の企業は辞退ということで話を進めました。
本命企業に対して、内定承諾も正式に行い3月中旬に会社の担当者役員へも再度報告を行いご了承いただきました。
会社への報告はこれで終わりかと思っていたのですが、3月下旬に私の退職の件について耳に入ったのか、関わりのあった役員から再度強い引き留めが発生しました。引き留めについては大変ありがたいと思いますが、私の中ではもう決まっていることでしたので、この状況で部署異動の提案があっても答えは決まっておりました。丁重に私の気持ちを説明し、役員にもご理解いただくことができました。

「退職願」と「退職届」

会社へ提出する書類として「退職届」または「退職願」があります。どちらを提出するのが良いか、調べました。「退職願」は提出後撤回することが可能で、本人と会社とで合意ができていて円満退社をする場合に用いることが多く、「退職届」は提出後撤回できず、会社から強い引き留めにあっても届出2週間経過後は民法627条によるところの「退職」となります。(ただし、就業規則等により期間の指定がある場合を除きます)
私の場合は、昨年辞職した方とも相談し、「退職願」を提出しました。

最後に

人材紹介サービスの情報量は凄まじいと思いました。企業研究する際のネタも豊富にあり、面接時はかなり役に立ちました。今回転職活動では6社を受けて1社内定してということで、人材紹介サービスの担当者との面談で説明いただいた転職倍率の統計は確かに当たっていると思いました。人材紹介サービスによっては、職務経歴書を添削してくれるところもあるようです。
人材紹介サービスは人によっては評価は様々ですが、私は利用してよかったと思っています。転職サイトだけでは不安な方は、初回の面談だけでも行ってみると良いのではないでしょうか。

Work
スポンサーリンク
てぃのをフォローする
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました